総診スタッフ
医師6年目以降対象
獨協総診は、日本有数の病床数(1195床)やドクターヘリを始めとした高次機能を誇る大学病院でありつつも、市中病院のように多彩なケースを多数経験できる充実した臨床現場を背景に、総合診療スタッフレベルの訓練・養成機関をスタートさせました。 先鋭的な生涯教育のカリキュラムを擁し、卒後5年目以降のホスピタリスト・ジェネラリストのスタッフを目指す先生方にとって理想的な訓練の環境を提供します。
リーダーは「診断戦略」「愛され指導医になろうぜ」「ドクターG」の志水太郎です。
獨協総診は世界をリードする総合診療医の養成チームを目指しています。
総合診療の訓練には明確な到達指標がないだけに、その設定はメンバーの成長を規定する上でとても重要です。
日本はもともと世界に誇る医療文化があります。更に私たちには、高齢化社会を反映した様々な医学・社会的背景を持つ患者さんへの広範で迅速な標準的ケアだけでなく、時に柔軟性のある斬新な発想を提供する能力も求められます。
このような現場の特徴を最大限に活かし、私たちは力を合わせて、独自のデザインで世界の医療文化における臨床・教育・研究におけるリーダーシップの一角を担い、貢献していくことができると考えています。
若手医師がそれぞれのキャリアで頑張る中、頑張るからこそ目の前に乗り越えるべき壁が立ち塞がると思います。高い壁に絶望を感じるかもしれません。そのような困難な状況を志水やメンバーたちはよく理解します。
こんなとき志の近い仲間と切磋琢磨しながら成長すれば、何倍ものスピードとタフネスで抜群に鍛えられると思います。壁を乗り越えるアイディアも出るでしょう。仲間の成長に貢献できることは、私たちチームにとっても大きな意味があります。
現在、南は沖縄から北は北海道まで、また重症管理から家庭医療まで幅広いバックグラウンド・能力を持った新進気鋭の素晴らしい仲間たちがチームに集結しつつあります。
忙しいことはもちろんですが、スタッフルームには楽しさ、団結力、そして新しいものを創造したいという、情熱ある仲間が集まっています。
最良の仕事をするうえで決定的な要素は仲間です。
優しさ、折れない魂、そして平静の心を持ったあなたの参加を心よりお待ちしています。
1.”前線病院的大学病院”獨協:CommonからRareまで多様なケースを大量かつ完結型で診る
2.垣根の低い科間の連携:総診 ⇔ 他科 のコンサルト連携が非常にスムーズ、各科との合同カンファ
3.「D3M」チーム*:あらゆる科(入院・外来)の診断・マネジメント困難例に解決チームとして対応する
4.「診断戦略開発カンファver1,2」:「診断戦略」を軸に診断思考を鍛え、さらに新しい思考モデルをデザインする
5.「フィジカル回診ver1,2」:アート豊かな身体診察スキルを鍛え、更に新しいフィジカルの開発を狙う
6.「QIカンファ」「Update 50 Journals project」「E&Rカンファ」:最新知識Updateもチームで共有
7.「ハンズオンカンファ」 :スタッフレベルに必要なエコーをはじめとした手技のスキルアップができる
*D3M:Dokkyo Division of Diagnostic Medicine
1.”愛され指導医”志水太郎から効果的なベッドサイド・カンファレンス教育のエッセンスを吸収できる
2.総診スタッフ主導でベッドサイド教育、カンファレンスを大学病院クラスで大規模にクリエイトできる
3.日々のベッドサイド教育でティーチングスキルをお互いにブラッシュアップできる
4.「Dokkyo TIGER*プロジェクト」でのベッドサイド指導(学生・初期・後期研修医対象)
・学生:TIGER大回診、とらのこ★外来、学生講義、各種教育フェス
・初期研修医:2年一貫クリニカルスキル強化プロジェクト、初期ローテート指導
・後期研修医:専門医プログラムローテートの後期研修医指導
5.多施設教育プロジェクト「列島横断教育ベルト」「列島縦断SASH」「北関東連合」「TAG」共催
*Dokkyo TIGER:Dokkyo Teaching Initiative with General medicine Essential Rounds
1.研究:ケースレポート、オリジナル研究の投稿をアクセプトまでサポート
2.論文:忙しい臨床の中で臨床論文を着実に書きつづける環境をサポート
3.学会発表:国内外の学会発表、英語プレゼンテーションもマンツーマンでサポート
4.出版:商業誌・書籍の寄稿・出版のチャンスをサポート
5.英語:英語論文ライティング・プレゼンテーションのトレーニングをサポート
1.スタッフレベル・リーダーに必要なスキル(リーダーシップ、マネジメント、ネゴシエーション、戦略思考、デザイン思考、レジリエンス、 アンガーマネジメントなど)をMBA(経営学修士)ホルダーの臨床医を中心としたチームで共有し、学ぶことができる
2.当科認定者として、日本のどこでも総合診療科を立ち上げることのできる運営スキルを獲得できることが目標
3.医師としてのリベラルアーツを医師生涯教育として継続的に学ぶ習慣をサポート
4.プレイヤーとしても効果的に業務を遂行できるマネジメントスキルを学ぶことができる
5.獨協総診からの繋がりを生かし幅広い国内外の総合診療系の人脈をつくることができる