FAQ
総合診療医は幅広い視野で医療を提供するスペシャリストです。症状や検査結果を解剖や生理学を背景に戦略思考で横断的に診て、問題の核心にアプローチするという専門性は、総診ならではの独自の病気との戦い方であり、患者さんに貢献する強力な技術のひとつだと思います。このような能力をお互いが助け合って実力を磨いていく、当科はそんな場所です。臨床と教育と切っても切り離せないのが研究です。エビデンスをきちんと使うためには作る側の経験値があることで深い見かたができるようになりますし、同時に自分の目の前の患者さんだけではなく、未来を含めた多くの患者さんに貢献できるのも研究の魅力です。獨協総診ではそのような経験もみんなにしてほしいと思っています。そのような思いの集合体が獨協総診のミッションです。
多面的で濃密な個別の振り返り、これに尽きます。研修はただ数をこなすだけでは成長の傾きは急峻にはなりません。そのためには質も大事です。その核をなすものが振り返りReflectionです。実際にやってみて、やりながら振り返り(Reflection in action)、それに基づき振り返り(Reflection on action)、さらに次の経験に向けてどのような課題設定をするか(Reflection for action)という3つの軸での振り返りを通して、テーラーメイドにあなたが「どうやったら最も伸びる」か、をいつも軌道修正しながら、最大限の成長をサポートします。そのためにはポジティブで能動的な学びの姿勢が必須ですが、それに獨協総診スタッフによる振り返りが合わされば、上記の到達目標に掲げたように、あなたはきっとこの後期研修の期間でロケットのように伸びるでしょう。
もちろん可能です。基本的に月~木の平日を見学可能日に設定していますが、すでにお問い合わせも多く、ご都合の良い日程とご案内できる日程とを相談の上、先着順に日時を決定させて頂いています。早めに埋まってしまうこともございますので、先のご予定でも適宜お問い合わせいただけますと助かります(また土曜・日曜・当直等の見学のご相談も適宜承っています)。ぜひお待ち申し上げます。
獨協総診のメンバーのほとんどが大学病院での勤務経験がなかった、いわゆる全国各地の市中病院で訓練を受け、指導に携わってきたメンバーということもあり、「大学病院」で働くことに漠然とした不安がありました・・・が、それはメンバーにとって杞憂に終わりました。獨協医科大学という大学は特に臨床に重点を置いた大学病院であり、これまで市中で臨床中心の仕事をしてきたドクターには抵抗なく入ってくることができました。総合診療科において特に重要となる各科との横のコミュニケーションも非常にスムーズで、臨床医として仕事をする上でとても働きやすい環境というのはチームの皆が口を揃えるところです。
また、症例・経験のバラエティも豊富です。獨協医科大学病院で経験するケースは、いわゆる市中病院で経験するような急性期の疾患から、高度医療機関で経験するような専門症例、幾つもの病院や診療科を渡り歩いても解決に至らなかった超難解症例まで幅広く、学ぶ環境としては非常に恵まれていると感じます。また、シンチグラフィやPETなどの様々な高次の検査や、多くの専門科へのコンサルトを病院を跨がずにできることも、大規模病院の強みもあり…というわけで、良いことずくめです。また、総診内でも学閥はなく、獨協総診チームはほぼ全員が出身大学(研修を受けた病院も)がバラバラという点も多様性があり、面白いと思います。スタッフに至っては多くがチーフレジデントを経験しているということも、チームの指導・教育力やチームワークに良い影響を与えている印象です。
ないです。高次機能病院として患者さんを完結して診ることができる安心感や、学生教育、論文出版、ご自身の学位取得のサポートなど、市中病院では実現しにくいことも可能です。「ご自身の可能性が広がるチャンスに満ちた場所」という感じかも知れません。このページをご覧になる方々はおそらく20代、30代という、仕事もプライベートも様々なことがあると時期と思います。その過程で、各メンバーにとってよい訓練の場を柔軟に提供したいと考えていますし、そのようなメンバーが一緒に仲間としてチームを組めばお互いが高めあう空気をつくっていけると感じています。獨協総診チームはそのような機運に満ちています。
原則、面接試験になります。遠方からお越しの方も多く、見学と面接を兼ねることが多くありますが、ご見学の方のご希望に合わせることが可能です。レポート提出や学力試験は課しません。
採用の大前提となるのは、面接を受けられる先生ご自身の将来のゴールに獨協総診チームがどれだけ寄与できるか(獨協総診が役に立てるか)、逆に獨協総診チームとご希望の先生のキャリアプランの方向性がどれだけ近いか、です。一方、面接時点での臨床知識や思考力などの臨床スキルは重要ながら、これらは後天的なスキルであり最重要事項とは考えていません。それよりも重視しているものは、平静の心、ポジティブマインド、協調性、困難から逃げない態度、思いやり、レジリエンスなどの医師としての基本アセットです。
お問い合わせいただいた際、個別にご連絡差し上げます。
応募制になりますが、単身者は敷地内に寮があります。とてもお洒落で綺麗です。
はい。広大な駐車場があります。
あります。フレックス休暇は5日取得をお願いしています。
年末年始は当番で休みを取っていただきます。
はい。4週8休を基本とし、それ以外でも、ご本人様やご家庭の事情による急なこともあるかと思います。ファミリー、ご家庭あっての仕事です。そのあたりは皆、助け合いですので、適宜フレキシブルに対応ができると思いますのでご相談下さい。